●世界設定
−遠い昔、人間、鬼、精霊がそれぞれ共存して暮らしていました。
しかし文明の力を手に入れた人間が精霊の魂を吸収し、その力を動力とした機械や兵器を作りました。
精霊はどんどん姿を消し…やがて自然が破壊されていきました。
それを怒った鬼が、人間を殺し始めました。

そこから精霊を廻る、人間と鬼の紛争が始まったのです。

 
−数百年後、精霊の数が激減した世界に人間たちは危機を感じはじめ、精霊以外の動力の機械を開発しました。
そして精霊を動力とした機械を使うことを法律で禁止にしました。(しかし密かに使っている人もいます)
鬼たちもこれを期に人を殺すことをやめ、人と鬼は表面上は和解しました。

それから200年余り経った今でも、人と鬼の間には差別や偏見が残っています。
白藍(はくらん)たちの物語はそんな現在のお話です。

●主な3種族の特徴
・人間
力は弱いが強力な武器や機械を作り出せる。
中には『術師』と呼ばれる精霊を操ったり、霊術を使える者もいる。

 ・鬼
人間の数倍〜数百倍の力を持つ。霊力も高め。
人型をしている者が多い。大体の場合、角が生えている。

・精霊
強力な霊術が使える。獣型〜実態を持たない者までいる。
人や鬼に害を与えない(自然や植物と近しい存在なので)
精霊によっては神様として祭られている場合もある。

●白藍たちに精霊が宿るまでのお話
−昔々、Sacred Landsにある小さな山に麒麟(きりん)という精霊がいました。

麒麟には人や自然を蘇生する力や、不老不死の力があるとされ、山のふもとの村の人々から山の神様として祭られていました。

麒麟は、一匹の美しい狐を可愛がっておりました。

↑美しくなくてすみません…

狐は尾が二又にわかれており、その姿からたくさんの狩人に狙われていました。
そしてある日、とうとう腕利きの狩人の手にかかり命を落としてしまいました。

神様はたいそう嘆き、そして狐の魂を『妖狐』として蘇らせました。

二度と誰の手にも渡らぬ様、自分の部下の【四神】を護衛に付けました。
（※四神（しじん）とは…朱雀、白虎、青龍、玄武のこと。4体とも精霊です）

四神はいつもいつも狐を守っていました。


−そして何十年余りの月日が流れ、人間が精霊を使い、利用し始めました。

強大な力を持つ『術師』により四神と狐は捕らえられてしまいました。
しかし術師はその5体を動力として吸収することなく、術師の村にある強力な結界に封じ込めました。
この術師は麒麟が祭られている山のふもとの人間で、自分の村の神様たちが利用されるのが許せなかったのです。
しかし、術師たちの力では麒麟を封印することは出来ず、麒麟は姿を消してしまいました。

それから何世代も村の術師により、妖狐と四神は守られてきました。

−そんなある日、村に火がつけられ、沢山の人々が虐殺される事件がおこりました。
白緑(びゃくろく)という名の術師が鬼たちを従え、村を襲い、妖狐と四神を奪っていきました。

白緑は精霊を人や鬼に宿す能力を持っています。
（※すべての人間に宿せるというわけではなく、精霊を宿せる程のパワーと精神力を持った者でないとできません。弱い人間（または鬼）だと宿した瞬間に死んでしまいます。）

白緑の目的は、この5体の精霊を餌に麒麟をおびき出し、自らに麒麟を宿し力を得ることなのです。

結界の封印を解いたことで四神の霊力が外に出、四神を奪おうとするものが白緑たちの命を狙いに日々やってきます（四神の力は強大なので霊力を持つ者には居場所がすぐにバレてしまうのです）

命を危険にさらしてまでも麒麟の力を手に入れたい理由が白緑にはあるのです。。。
その理由は白緑の設定ページに詳しく書いています。

●時間経過メモ
自分的なメモなのでここは読まなくても大丈夫です。笑

※（）は年齢
 【白緑が村を襲って四神を奪う】
・白緑(52)、白藍(1)
妖狐は白藍に宿される。
↓

【四神を宿す適合者を見つける】
・白緑(53)、白藍(2)
朱雀→Aさん(40)
白虎→鈴の弟(6)
青龍→Bさん(28)
玄武→千寿(5)
↓

【鈴の弟死亡】
・白緑(61)、白藍(10)、千寿(13)
白虎が鈴(14)に引き継がれる。
↓

【Bさん死亡】
・白緑(62歳)、白藍(11)、千寿(14)、鈴(15)
青龍が鯱(20)に引き継がれる。
↓

【Aさん死亡】
・白緑(64)、白藍(13)、千寿(16)、鈴(17)、鯱(22)
朱雀が珊瑚(34)に引き継がれる。
↓

【はじめちゃん(21)ネオペから降ってくる。笑】
・白緑(65)、白藍(14)、千寿(17)、鈴(18)、鯱(23)、珊瑚(35)
↓

【現在】
・白緑(66)、白藍(15)、千寿(18)、鈴(19)、鯱(24)、珊瑚(36)、はじめちゃん(22)
現在はこの7人とお手伝いさん、ガードマンたちと一緒に住んでいます。
※白緑は別宅に居ることが多いです。